2013年11月19日火曜日

稲盛和夫『生き方』レビュー

ここ最近、少し思うところがあって、また本をなるべく読むようにしています。

何かいい本はないかな、と思ってAmazonを検索していると、稲盛和夫さんの著書『生き方』という本に出会いました。

稲盛和夫さんは、言わずと知れた京セラの創業者として有名な方です。

稲盛さんは著書もたくさん出しており、ベストセラーも多くあるそうです。
(お恥ずかしながら、私はそこまで存じ上げませんでした。。。)

私が手に取った(Kindle版ですが)この『生き方』は、おそらくその中でも最も反響のあった著書の一つのようで、私でさえ、そのタイトルには見覚えがありました。

Amazonにおけるレビュアーの評価もかなり高かったので、とりあえず読んでも損はなさそうだし、Kindle版もあるし(笑)、ということでポチッと購入したわけです。

そして、読んでみると・・・











最後まで一気読み(笑)

内容としては、そのタイトルからも窺えるとおり、著者の「生き方」、すなわち彼が何を大事として生きているのか、ということが書かれています。

このようなタイプの本はそれほど珍しいものではありませんが、欧米的な考え方に偏りがちな若手の成功者の本とは違い、さすが昔の人(失礼かもしれませんが・・・)!、と感心してしまう程、昔の「日本」が大切にしていたはずのこと、いや、昔の人でも多くの人が見失いがちだったであろう「生き方」が、ここには綴られています。

「世のため人のためになることをする」という「利他の精神」に主眼を置き、仏教的な側面を持つ著者からのメッセージは、古臭さを感じさせたり、非科学的で根拠のない精神論に止まるに過ぎないかと思いきや、なんだか心が洗われるような、悪い夢から覚めたような気持ちにさせられます。

おそらく多くの読者がそうであるように、私も、忘れていたたいせつなことを思い出せたような気がします。

これからの人生を素晴らしいものにできるという希望と確信を持てる、必読の書です。

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2013年11月12日火曜日

上下関係を考える

ご覧になった方もいるかと思いますが、昨日、TVで「上下関係」をテーマとしたバラエティ番組が放映されていました。上下関係というか、先輩後輩関係。

「先輩」側の芸能人と、「後輩」側の芸能人の2人1セットが複数組、ゲストとして出演し、MCに弄られながら、「先輩」側と「後輩」側それぞれから意見やエピソードを述べるという内容。

芸能界の様々な分野、例えば、お笑い芸人、アイドルグループ、歌舞伎界、スポーツ界などからゲストが来ており、中々興味深く、思わず見てしまいました。

とはいえ、大体の大筋としては、私たちが普段、上下関係の中で感じたり、体験したりしているような話なので、特別目新しい内容だったわけではないのですが、上下関係について考える良い機会にはなりました。

このTV番組の中では、先輩は後輩に対しこういう風に接するべきだ、とか、こういう風にすれば先輩から可愛がられる、といったように、「正しい上下関係」みたいなことが議論されていましたが、「正しい上下関係」って何なんだろうと思いながら見ていました。

もちろん、バラエティ番組はショーなので、このTV番組に文句を言うつもりはありません。
ゲストの話に共感したり、感心した部分もたくさんありました。

でも、その「正しさ」は、そのグループを構成する人や時代などに応じて変わります。
おそらく、今、20代以下の人たちの中には、現在多くの組織で主流となっているであろう上下関係の形に疑問や不満を抱いている人もたくさんいるのではないかと思います。

本当は納得いかなくても、組織で上手くやっていくために、求められる上下関係の形に合わせざるを得ないことも多いでしょう。

でもそれは、組織の核になっている人たちが正しいと思うルールに過ぎません。
今の若い世代が組織を動かす中心になる時代が来た時、世間一般の「正しい上下関係」はどのようになっているのでしょうか?

若い世代が今の「正しい上下関係」に染まり、それがこれからも「正しい」こととされていくのか、それとも、新たな「正しい上下関係」が形成され、常識となるのか。

個人的には、どんな形になるんであれ、後者を期待します。
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2013年11月11日月曜日

物語シリーズ最新巻 「終物語(上)」 レビュー2

「終物語(上)」のキーパーソンである忍野扇。

「終物語(上)」のキーパーソンどころか、本シリーズ全体の最重要人物なのでは?という感じになっておりますが、本当にこの子、謎すぎます。

そもそも、身元(?)が「忍野メメの姪」(自称)。

とりあえず読者としては、名字が「忍野」なので、まあ忍野メメの親族なのね、と納得して読み進めるしかないのですが、当然彼女が自称しているだけなので、本当に親族なのかはわかりません。

そして、不思議なのは、我々読者はともかくとして、登場人物達(特に、主人公である阿良々木暦)もあまり彼女の正体を怪しんでいないということ。

怪しんでいないというか、「何らかの力によって怪しまないようにされている」というような印象(と特に、阿良々木暦)。

この「何らかの力によって」という感じから、忍野扇は何やら「怪異」的なものなのでは?という疑いも生じてくるわけです。

しかし、怪異の専門家である忍野メメの姪を名乗る怪異、というのも、さすがにそれはないだろう、という感じもします。

「終物語(上)」では、忍野扇によって、阿良々木暦がこれまで向き合うことを避けていた過去が暴かれていきますが、彼女の目的がわからない。

今作は、阿良々木暦の物語なので、忍野扇のターゲットは阿良々木暦でしたが、「囮物語」の時は千石撫子にアプローチして、撫子があんなことになったきっかけを作りました。

もはやあんまり覚えていませんが、他の物語でも、彼女は裏で暗躍していたような気がします。

この、「あんまり覚えていない」というのもなんか嫌な感じですね。
まるで、忍野扇にそう仕組まれているよう。
いや、これは単なる私の記憶力の問題か。

でも、撫子のケースにしたって、直接アプローチしたのは撫子だったけれど、それにより結果的には、暦の物語に大きな影響を与えたわけで、そう考えると、やっぱり彼女の目的は、阿良々木暦にあるのかもしれません。

いや、どうなんだろう?
全然わからない。

そういえば、「何でも知っている」臥煙伊豆湖(がえんいずこ)は、忍野扇についてはどういう立場にいるのだろう?
「何でも知っている」のだから、もちろん彼女の正体も目的も知っているのでしょうが、臥煙伊豆湖が何もアクションを起こしていないなら、忍野扇の動きは、臥煙伊豆湖の意思に反するものではないのでしょう。

次巻予告を見る限り、「終物語(下)」は忍野扇の物語のようなので(当てにはなりませんが)、このあたりの疑問も次である程度解消されるのだと思います。思いたい。
「終物語(中)」が挿入されて、忍野扇の秘密がお預けにならないことを祈りつつ、今日はこの辺で。
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2013年11月10日日曜日

堀江貴文『ゼロ』 レビュー

「自分の頭で考える」

「失敗なんて大したことじゃない」

「好きなことに没頭しろ」

「とにかく働こう」

「努力」

「お金のために働くのではない」

「大事なのは金ではなく、信用」



ホリエモンこと、堀江貴文さんの新刊『ゼロ』を一気に読んだ後、パッと思い出したキーワード。

こうやって少し書き出してみると、もう少しマシなワードをピックアップできなかったのか?と自らを残念に思う気持ちに苛まることも否めません。
実際、私のところに届く、ブックレビューのメルマガで本著が取り上げられた際には、もっと興味を惹きつけられるようなキーワード、キーセンテンスがピックアップされていましたし、現実、私はそれに少なからず影響を受けて本著を手に取ったわけなので、やはりそういったメルマガを発行するような人は、ピックアップが上手いんだなあと感心します。

しかしながら、他者の興味をそそるようなキーワードのピックアップはできていなくても、本著に書いてあった内容をある程度示すという意味では、上掲のワードもそれほど不適切なものでもないはずです。

何かの本で、どこかで、何度も、見たような言葉。

本著が伝えようとしていることは、結局のところ、他の本に書かれていることと本質的には変わりません。

しかし、私は、ネガティブな意味でこのようなことを書いているわけではありません。

「やはりそうか。」

そう思うだけです。


異端児として、どんなに世間を騒がせようが、

どんなにメディアに吊るし上げられようが、

凡人とは違う、天才の考えることは違うと、羨望の目で見られ、あるいは畏怖されようが、

結局は、堀江さんが出したあらゆる結果には(ポジティブなものもネガティブなものも)、それに相応する原因・理由があっただけのこと。

彼が、他人と、世間と異なるルールの中にいるわけではないということ。

彼にできたことは、誰にでもできること。
彼のようにやれば。
彼がしてきたことと同じだけのことをやれば。


彼は普通の人間である。
多くの人がやろうとしないことをしてきただけである。
そういう人を普通の人間とは呼ばないとも言えるのかもしれないが、他の人と違う世界で、異なるルールの中に生きているわけではない。
そして、彼のように動くことを、本当の意味で禁じられているわけでもない。
ならば、彼は普通の人間である。

彼の羨む理由も、妬む理由もない。
羨ましいなら、妬ましいなら、同じようにすればいいだけだからだ。
同じだけのことをすれば、同じようになるのだから。

私は、堀江さんはものすごい人だと思うし、会ったこともないけれど尊敬に値する人だと思っています。
けれど、堀江さんが嫌いな人も沢山いるだろうし、もちろん私がその人達に異を唱えるつもりもありません。
私だって、じゃあ堀江さんのように生きたいのか、同じことをしようと思うのか、堀江さんのように生きることが自分にとっても幸せになり得るのかと問われれば、すぐさま首を縦に振ることなどできやしません。

世の中は理不尽で、思うようにはいかないことばかりだけれど、
結果にはやっぱり理由があって、
理不尽にさえも理由があって、
その理由を充たせば結果が出て、
その結果を嫌うならその理由を満たさなければいい。
理由を充したくても充たせないのなら、それにも理由があって。

堀江さんの言う、「なんでもできる」という「自信」。
その「自信」を持つということは、こういうことを理解することなのだろうか。

読み終わった後、そんなことを考える珠玉の一冊でした。
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物語シリーズ最新巻 「終物語(上)」 レビュー

先日発売されたばかりの、西尾維新氏の人気シリーズ、物語シリーズ最新巻「終物語(上)」、読了しました!!

いやーーー面白い!

俄然、面白くなって参りました。

今回は、「もう一度100パーセント趣味で書きました」とのことで、作者あとがきによれば、初心に立ち返って書いたとのこと(第1巻は「100パーセント趣味で書きました」だったんです。)。
趣味で書いたら筆が乗りすぎて上下巻の分冊になってしまったとか(笑)。
作者自身も懸念してましたが、「終物語(中)」が出ないことを祈ります。
いや、むしろ出て欲しい(笑)


今回出た「終物語」は、セカンドシーズンに続くラストシーズンの第1作目。
セカンドシーズンでさらに深まった謎が、ラストシーズンで遂に解き明かされて行くことになります。

・・・ちゃんと解き明かされますよね?


特に、「忍野扇(おしのおおぎ)」。
セカンドシーズンの謎の中心人物である彼女が、ラストシーズンのキーパーソンであることは間違いありません。

「一体こいつは何者なんだ?」

「なんでそんなことを知っている?」

「忍野メメの姪っ子って・・・」

セカンドシーズンで怪しさをこれでもかと振りまいたこのキャラクターの正体が、徐々に明かされていくはず。


という期待を胸にページをめくると、

やはり本巻は、どうやら忍野扇が大活躍(?)しそうな感じ。

それも、忍野扇と主人公、阿良々木暦が絡むお話のようだ。
これはテンションが上がらざるを得ない!


と、喜々として読み始め・・・・




あっという間に最後まで読んでしまいました。


本巻は、「今の」阿良々木暦のルーツに迫る物語。
「友達を作ると人間強度が下がるから。」と言った阿良々木暦を形成するものを探す物語。
阿良々木暦が避けていた物語。
阿良々木暦が忘れていた物語。
阿良々木暦が思い出そうとしなかった物語。

そんな物語を、忍野扇という存在が、掘り起こし、 突き立て、弄ぶ。

忍野扇とは何者なのか。

その答えが出るのはまだ先のようです。

いや、もう出ているのか。




「忍野扇は忍野扇である。」

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2013年11月9日土曜日

物語シリーズ2ndシーズン(アニメ) 囮物語 レビュー3

「囮物語」の主役である千石撫子。彼女はいったいどんなキャラクターなんでしょう。

引っ込み思案、前髪、ぶりっ子、可愛い、暦おにいちゃん、蛇。
いろんなキーワードが想起されます。


前回の記事でも書いたように、私はあまりこの千石撫子というキャラクターが好きではありません。
好きではない。というよりも、
怖い。
千石撫子という人間が怖い。

それはなぜか?

敢えて上記のキーワードからその理由を選ぼうとするならば、

前髪、可愛い、暦おにいちゃん

あたりでしょうか?

前髪。
顔を隠し、目線を隠し、心を隠し、本心を隠し、己を隠す。
外部からの脅威に対するバリア。
自らを暴かれないための防衛線。

可愛い。
先天的な可愛さ。
意識せずとも他者から可愛がられる。
可愛がられてしまう。
それが嫌。
本当に嫌?
可愛いから許される。愛される。
それが嫌。
本当に嫌?

暦おにいちゃん。
友達のおにいちゃん。
あこがれのおにいちゃん。
大好きなおにいちゃん。
彼女がいるとわかっても大好きなおにいちゃん。
叶わないとわかっていても大好きなおにいちゃん。
暦おにいちゃんが大好き。
そうしていると楽だから。

千石撫子には、外見的な可愛さの内側に、醜さがある。
醜さが隠れてしまう。
隠れてしまうから、醜くなってしまう。
しかし、その醜さは、千石撫子固有のものではなく。
人間普遍の醜さで。
人間が隠している、あるいは、隠そうとしている醜さで。
他のキャラクターも隠しているはずの醜さで。
自分も隠しているはずの醜さで。

だから、
千石撫子は怖いのか。
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2013年11月5日火曜日

物語シリーズ2ndシーズン(アニメ) 囮物語 レビュー2

前回は、囮物語(アニメ版)のレビューに入る前に終わってしまったので(汗)、今日は早速本題に入りましょう。

この囮物語は、この「物語シリーズ」のヒロイン(?)の1人、千石撫子(せんごくなでこ)の物語です。

千石の物語はこれで2回目で、いずれも「蛇」の怪異にまつわるお話です。

多数いると思われる撫子ファンの方々の反感を買ってしまうかもしれませんが、個人的には撫子はそんなに好きではないので(物語を魅力的にするキャラという意味では必要なキャラだと思います)、ぶっちゃけ、撫子の物語ということではあまり心惹かれるものはありませんでした。

実際、「化物語」に収録されている1回目の撫子の物語も、個人的にはそんなに思い入れはありませんでした。

でも、「囮物語」は、物語シリーズ中でもやや毛色の違うエピソードで、唯一(?)怖いお話として、私の中でとても印象深いものでした。
「怪異譚」を謳う本シリーズで、唯一怖い、というのも変な話ですが。
とは言っても、「お化けが出てきて怖い」的な怖さでは全くないのですが。
そうではなく、人間って怖いな、というお話です。

元々壊れている感じが否めなかった撫子でしたが、「囮物語」での撫子の壊れっぷりがそれはもうすごくて、原作ではそれが「文字」というツールを通じてガツンと伝わってきます。
文字でこんなに怖さが表現できるものなのかと、著者の西尾氏に感心したものです。

その「囮物語」がアニメでどのように表現されるのかはやはりとても気になっていたので、アニメを見るのがとても楽しみでした。


そして、実際に見てみると・・・




はい、

非常にいい感じで「怖さ」が表現されていました。

この「囮物語」自体が、ほとんど撫子のモノローグで構成されているので、アニメになってもほとんど撫子が喋りっぱなし。(声優さん、収録お疲れ様でした!)
そして、絵はあんまり動かない(笑)
もはや紙芝居的な感じになっているので、どうやら一部の視聴者からは不満の声も上がっているようです。

もっとも、物語シリーズは、語り部となるキャラクターのモノローグが占める割合がとても多く、それが最も魅力的な部分だと思っているので、私としてはこれは大歓迎。
アニメだから、と無理に動きを入れられたら、作品の良さを潰してしまうと思っています。

かといって、せっかくアニメ化されるのだから、原作と同じものを求めるのも違うと思います。
そもそも、尺が少ないので原作と同じ表現は無理ですし。

この点、絵の動きは少なくても、シャフト(アニメ制作会社)独特の演出の仕方によって、原作の雰囲気を保ちつつ、文字では表現できない視覚的な迫力を感じさせられます。
あまり動かないのに迫力がある、というのはおもしろいです。





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2013年11月4日月曜日

物語シリーズ2ndシーズン(アニメ) 囮物語 レビュー




さて、今日は日本が世界に誇るサブカルチャー、アニメの話題を。

現在、作家「西尾維新」氏の人気小説、「物語シリーズ」の2ndシーズンがアニメ放映されています。

「物語シリーズ」とは、「化物語」から始まる長編小説の俗称で、第1作目から、「化物語」「傷物語」「偽物語」・・・・と全てのタイトルに「物語」というワードが入っていることから、そのように呼ばれています。

西尾氏の作品は、今やどれを取っても人気作となっているようですが、この「物語シリーズ」の人気は特に凄まじく、先月発売された最新刊「終物語」は、その発売週の売れ筋トップだったようです。

この最新作、私はまだ読めていない!
読みたいっ!
キーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!




とにかく、

私がどんなに「終物語」が読みたいか、、

ではなく、

どんなに「物語シリーズ」の人気が高いか、その一部でもお分かりいただけたかと思います。

そんなわけないか。



とにかく、とにかく、

原作小説とは別に、その「物語シリーズ」のアニメ版の第2期が、今放映されているという話です。

第2期、ということからお察しいただけるように、アニメ版も第1期で終了とならない程には人気を博しているわけでして、原作好きのこの私も、アニメの方も追っているのはやむを得ないといわざるを得ないわけです。

そして、この第2期、第2期と銘打っているものの、既に第2期の中で「猫物語(白)」「傾物語」「囮物語」・・・と既に3巻分を消化しています。

西尾氏の作品を読んだことのある方はご存知の通り、氏の小説はボリュームが少ない、なんてことは全く無いわけなので、アニメ版はめちゃくちゃハイスピードで進んでいることになります。

原作ファンとしては、もう少し時間をかけてじっくりと、原作をしゃぶりつくように、アニメも作っていって欲しいところではありますが、実は、このシリーズ、全巻アニメ化を発表しているため(ホントにやるのか?)、これもハイスピード消化の一因であることは間違いありません。

でもまあ、ホントに全巻アニメ化してくれるのなら、それはそれで楽しみなことなので、全然いいのですが。
個人的には、アニメはアニメ、原作は原作なので、両者を比較してどうのこうのというつもりはありません。
原作の良さを味わいたいのなら、原作を読めばいいのですから。


とにかく、そのアニメ第2期の3つ目のストーリー、「囮物語」を、私がようやく全話見終えた、という話です。

そのレビューをこの記事に書こうと思ったのに、前置きが長くなりすぎたので、レビューは次回!

どんなバラエティー番組だ。

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2013年4月7日日曜日

杉村大蔵さん、テニスすげぇ

大蔵さん、びっくりしましたよ!


昨日(2013/4/6)、「炎の体育会TV」という番組で、西織圭選手 vs 芸能人5人チームでテニス対決をするコーナーが放送されていて、

その芸能人チームに、元国会議員の杉村大蔵さんが入っていたのですが、



杉村さん、テニス上手過ぎ(笑)



西織圭選手も、結構厳しいストロークを打っていたのですが(もちろんそれでも手加減していると思いますけどね)、それを、トップスピンとスライスをしっかり使い分けて、しかも深くてコーナーを突いたボールを返す杉村氏。
サーブもほぼフォルト無しで、コース、スピードも申し分なし。

あなた、政治の人じゃなかったんですか!?Σ(・□・;)


TVでも紹介されていましたが、どうやら学生時代、ダブルスで国体優勝してるらしいです。
ネット情報では、大学もスポーツ推薦で入っているとか。

そりゃ上手いわけだ。


杉村氏の勇姿(?)の放送中に、興味本位で、Twitterで「杉村大蔵」を含むツイートを検索すると、予想通りの大反響(笑)。

メディアへの露出としては、今までで一番好印象だったのでは?

と、よく知りもしない私が思ってしまう程でした。



政治家としての杉村氏を語るつもりは毛頭ありませんが、
現在、タレント(?)としてメディアで活躍している姿を見ると、メディアに出てくる人はやっぱり何かしら秀でたものがあるんだなぁと感じます。
本人たちも、いろんな葛藤の中で、メディア上で与えられたキャラ・役割を演じてるわけですから、ほんと大変ですよね。


とにかく、今回は、大蔵さんがテニスすげぇ、というだけのお話でした。

それにしても、松岡修造さんは、TV運び上手いよなあ。
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2013年4月6日土曜日

Bluetoothキーボードレビュー

さて、お待ちかねの(?)、Bluetoothキーボードのレビューです。

購入したキーボードは、

「リュウド 折りたたみ式ワイヤレスキーボード RBK-3200BTi」

というやつです。


これ、いわゆるマルチペアリング対応というやつで、4台まで記憶させることが可能です。

マルチペアリングとは、複数台の機器との接続設定を記憶できる機能のことです。

Bluetoothキーボードなので、当然、キーボードと機器本体の接続は無線なわけですが、無線接続ということは、「有線接続のようにコードを差したら接続完了!」とはいかないので、あらかじめ無線接続のための設定をすることが必要になります。

仮にキーボード側でこの設定を複数記憶できないと、「今日はちょっと別の機器に接続しようかな」と思った時に、いちいちその機器との間で再設定をしなければならなくなります。

しかし、マルチペアリング機能があれば、一度接続した機器との接続設定を記憶してくれるので、次からは、その記憶させたどの機器を使う場合でも勝手に接続してくれるのです。

まあ要するに、「楽チン」ということです。


それと、このキーボードは、iPadやiPhoneのOSである「iOS」に特化している商品なので、iPad等との相性が非常に良い!

例えば、iPadやiPhoneには「ホームボタン」がついているかと思いますが(ディスプレイの下に唯一付いているボタンです)、このキーボードにもそのホームボタンと同じ働きをするキーが付いています。

他にも、キーボードからiPadやiPhone側のカメラ機能を起動させるキーが付いていたり、ボリューム調整キーがあったりします。

また、このようなハード的な相性もそうなのですが、ソフト的な相性も良いようです。

つまり、ソフト的に相性の良くないキーボードを使うと、文字入力中に接続が「落ちて」しまったり、そもそも上手く接続できない、なんて事態が起こることもそう珍しいことではないそうです。

その点、少なくとも今のところそのような事態は起こる気配がありませんし、ネット上の評判も結構良いみたいです。

まあ、だから買ったんですけど(笑)


あと、キーボードというのは、当然、タイピングしやすくてナンボなわけですが、
このキーボードは、タッチ感も結構良くて気に入っています。

キーボードのタッチ感の好みというのは、かなり個人差があるものだとは思いますが、私はモバイルノートPC的な、キーが浅くて、キーを深く押し込まなくてもいいタイプのものが好みです。あと、最近流行りのセパレートタイプ(1つ1つのキーが離れ島みたいになってるやつ)よりも、普通のやつの方が打ちやすいと感じます。
具体的には、PanasonicのLet’s Noteのようなキーボードが好きです。

このキーボードはその好みにかなりフィットしていて、7000円弱くらいの値段の割に、非常に出来の良いキーボードだと思います。キーピッチもノートPCとほとんど変わりませんので、携帯端末用のキーボードにありがちな、「小さすぎて打ちづらいわっ!!!」ということにもなりません。

ちなみに、電源は、単4乾電池2本です。
充電式の商品とも迷いましたが、乾電池の方が充電する手間が省けるし、大して消費電力の大きなものでもなく、乾電池2本で6ヶ月くらいはもつとの情報だったので問題なし。

折りたたんだ時のサイズも、例えて言えば、「ニンテンドーDSの折りたたみ時くらい」のサイズなので、とてもコンパクトです。

いや〜、今回の買い物は当たりだったと思います。

iPadやiPhoneのためにキーボードを欲している方は、おすすめですよ。


さて、あぐらかいてブログ書いてたら、猛烈に足がつったので、ここらへんで私は落ちます。
キーボードの接続と、話は落ちていませんが。
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2013年4月5日金曜日

iPad用Bluetoothキーボード購入!

とうとう買っちまったぜ!

iPad用Bluetoothキーボード。

なんで買ったかって?

・・・・・



40%の必要性と、

60%の「勢い」
ですね。


40%も必要性があるなら以外とマトモですね。
「勢い」を強調する割には中途半端だという心温かい皆様のお声が聴こえてきそうです。

まあ、その必要性というのは、今度仕事で、定期的に会議のようなものに参加することになったのですが、その出席者の中で私がダントツにヤングなんですね。

そして、会議的なものには、しばしば「書記」という名の一見ちょっとした役職っぽいような名前のついた雑用係もとい、議事録係の登場が望まれます。

そうすると、ダントツにヤングでフレッシュな私が、「超メンドいんですけど〜」という心の声を圧し殺しながら、

「喜んで務めさせていただきます(キリッ)」

と言わなければならない場面が大いに予想されるわけです。


で、

ダントツにヤングでフレッシュでナウい私は、「どうせ議事録書かされるんなら、手書きじゃダルイわ!」という言い訳を自分にしながら、万を時してBluetoothキーボード購入に至ったわけです。


まあ購入の動機はともかくとして、

予想以上にiPad+Bluetoothキーボードがいい感じなんですよ、これが。

このネタはとっくに既出ですし、むしろ大分出遅れている感じなのですが、今回購入したキーボードのレビューでもしようかなと思ったりしてます。

というか、今日はレビュー記事にしようと思って書き始めたのですが、どーでもいい購入の動機(言い訳)で以外と文字数を稼げたので、レビューは次回以降ということで。





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2013年4月4日木曜日

ギャル語

「いまの人マジイケメンじゃね?」
「たかし〜」




「たかし」ってなんだよ!!

どうやら最新のギャル語らしいですよ(め◯ましテレビ調べ)。

意味は、

「確かに〜」

だってさ。



他には、

「今日何する? わたし今日マジでピーマン」

とか。



あんた今日ピーマンなんですかっ!?

と、思わず驚愕したくなりますが、

「暇」

という意味らしい。


他にもたくさん新種のギャル語が紹介されてましたけど、覚えてません(汗)


私には、

「わけがわからないよ /人◕ ‿‿ ◕人\」

と、QBばりに言いたくなるような言葉ではありますが、
当のギャル達はお互いに完全に意思疎通できるんですよね。



まったく最近の若いモンは、正しい日本が・・・


とか言うつもりは毛頭ありません。

というか、むしろすごいですよね。

だって、もはや自分が属するコミュニティで通用する独自の「言語」を生み出してるんですから。

既存の概念に囚われないで新しいものを生み出して、それを活用している。

こう考えると、

ギャルってスゴくないですか?


ところで、私は見た目も中身も草食系を自負していますが、

いわゆる(?)弟系草食男子を装った喰いまくりのリア充野郎

のような人を最近では


「ロールキャベツ」


って言うらしいですよ。


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2013年4月3日水曜日

昔話したがる

なんで偉くなった人って「昔は◯◯だったんだ」「最近の◯◯は昔じゃ考えられない」とか昔話をするんでしょうかね?
まあ、昔話というか、現在の状況について昔の基準であーでもないこーでもないと言いたがるということなんですけど。

なんで?とは言ったものの、そりゃ、
自分がよく知っていることや、自分が正しいものとして信じてきたことを否定したくない。
とか、
現在の価値観や傾向にあまり付いていけてないから、昔の話に持っていきたい。
とか、
そういうことなんでしょうけども。

昔話自体は価値のあるものだと思うのですけど、
現在のことについて議論している場で昔の基準で話をするのはあまり意味がないなーといつも思ってしまいます。
昔話はおじいちゃんやおばあちゃんの家でありがたい話を聞く時か、日本昔ばなしだけにしてほしい。

偉い人は〜
とは言いましたけども、もちろんそうでない方もたくさんいて、そういう人を見ると尊敬できるなーと思います。

自分はいくつになっても、現在の考え方についていける人になりたいなと思いますが、きっとみんなもそう思っていたんでしょうね。



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2013年3月4日月曜日

ブログスタート!

こんにちは!藤日田見カノ(Fujihitami Kano)です。
これからブログスタートします。

ブログの名前は「藤日田見カノのブログ」。

まんまですね。
1時間くらいはタイトル考えたんですよ。
でも仕方ない。
だって、「これだ!」とドヤ顔で決めたタイトルがみんな既出なんだもの。

ともあれ、よろしくお願いいたします。

 

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